被相続人に借金があったため相続放棄及びその後の手続きを行ったケース
状況
被相続人に多額の借金(明らかに債務超過)があったので、妻及び子供が相続放棄を行いました。
その後、第二順位の兄弟も相続放棄を行い全ての相続人につき借金から解放されました。
しかしその後、被相続人名義のバイクの処分やJA建物更済の返戻金の問題が浮上し、全ての相続人が相続放棄をしていたため、相続人不存在の手続きをすることになりました。
司法書士の手伝い・提案内容
業務として、家庭裁判所に対する相続人不存在の申立て及び当職が相続財産管理人として就任しました。
消費者金融、カードローン会社への対応、JA建物更済返戻金の取戻し、バイク等の動産を権限外の許可を得て処分しました。
結果
相続人においては、既に相続放棄の手続きを行うことで借金から解放されていましたが、JAから何度も連絡が入ったり、バイクの処分や税金の支払いが出来ず困っていたので、借金のみならず、残されたプラスの財産の処分も行うことが出来ました。
- 死亡後3ヵ月を超過しての相続放棄を解決したケース
- 未成年の子供を含めた遺産分割協議をしたケース
- 遺言書作成の依頼を受けたが、母親が認知証のケース
- 夫婦に子供がいない場合の相続対策のケース
- 被相続人と特別の縁故があった方の相続手続きを解決したケース
- 養子に行った者が実親を相続したケース
- 兄弟姉妹が沢山おり、相続人だけで20名ほどの大人数になってしまったが、粘り強く解決へ導いたケース
- 県内の大きい土地を相続したが、遠方に住んでいるため、土地を分筆して売却したケース
- 被相続人に借金があったため相続放棄及びその後の手続きを行ったケース
- 仲の悪い兄弟同士で土地を相続するとトラブルになるために土地を売却して現金を分割したケース
- 相続人のうち1名に行方不明者がいて、家庭裁判所の不在者財産管理人を利用したケース
- 相続人のうち1名に行方不明者がいたケース(その2)
- 相続登記の依頼の際、名寄せ台帳を確認したところ登記漏れを発見したケース
- 子供のいない夫婦で、どちらが亡くなった場合に財産を配偶者だけに渡すために遺言を遺すケース