兄弟姉妹が沢山おり、相続人だけで20名ほどの大人数になってしまったが、粘り強く解決へ導いたケース
状況
父親が死亡して、相続権のある息子(60歳)から地元信用金庫を通じて依頼がありました。
不動産の他に株や預貯金の遺産分割と内容が多岐に及ぶことに加え、話を聞いてみると、相続人も20人近くに及ぶとの事でした。
兄弟の中で既に亡くなられている方も何名もおり、実際に調査をしてみると、代襲相続人が存在していました。
依頼者と代襲相続人は2、3回程しか会ったこともなく、最後に会った時から既に15年程経過している状況でした。
司法書士の手伝い・提案内容
依頼者も戸籍の収集や金融機関・証券会社に相談を行っていたが、戸籍の収集や証券会社の対応に既に疲れておりました。
依頼者から書類を引き継ぎ、まずは行方不明となっている代襲相続人の捜索を行いましたが、依頼者である相続人も県外に在住していたため、電話やお手紙で状況を報告していきました。
結果
証券会社・保険会社の対応は、相続人に集まってもらい相続内容の説明を行いました。
休日にも何度か打ち合わせして頂き、特に争いになることなく、何とか遺産分割協議書に捺印を頂くところまで辿り着きました。
- 死亡後3ヵ月を超過しての相続放棄を解決したケース
- 未成年の子供を含めた遺産分割協議をしたケース
- 遺言書作成の依頼を受けたが、母親が認知証のケース
- 夫婦に子供がいない場合の相続対策のケース
- 被相続人と特別の縁故があった方の相続手続きを解決したケース
- 養子に行った者が実親を相続したケース
- 兄弟姉妹が沢山おり、相続人だけで20名ほどの大人数になってしまったが、粘り強く解決へ導いたケース
- 県内の大きい土地を相続したが、遠方に住んでいるため、土地を分筆して売却したケース
- 被相続人に借金があったため相続放棄及びその後の手続きを行ったケース
- 仲の悪い兄弟同士で土地を相続するとトラブルになるために土地を売却して現金を分割したケース
- 相続人のうち1名に行方不明者がいて、家庭裁判所の不在者財産管理人を利用したケース
- 相続人のうち1名に行方不明者がいたケース(その2)
- 相続登記の依頼の際、名寄せ台帳を確認したところ登記漏れを発見したケース
- 子供のいない夫婦で、どちらが亡くなった場合に財産を配偶者だけに渡すために遺言を遺すケース